理容室・バーバーのホームぺージは5つのSEO対策で上位表示が可能
「良いホームぺージを作ったのに、思ったほどホームぺージから集客出来ない」こんな悩みを持つ理容室・バーバーは多いと思います。
ホームぺージから集客できない原因は様々なものが考えられますが、最も多い原因は「SEO対策がなされていない」ということです。
SEO対策は「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されています。シンプルにいうと、狙ったキーワードでホームぺージを検索上位に表示させる(特に検索1ページ目に表示させる)対策とお考えください。
理容室・バーバーのホームぺージの多くがSEO対策が適切になされていなく、そのせいで検索1ぺージ目に表示されていません。
狙ったキーワードでホームぺージが上位表示されないのは、集客機会を損なっているということです。検索順位が高ければもっともっと集客出来るでしょう。
そこで今回は、理容室・バーバーがするべきホームページのSEO対策について解説を行います。
注意すべきことは5つあります。これさえ気を付ければ、あなたのお店のホームぺージは検索の上位表示され、集客力をガンガンと高めていくことが可能となるでしょう。
目次
知っておいて欲しいSEO対策の前提
SEO対策のコツについてお話する前に、理容室・バーバーの経営者さんに知っておいて欲しい前提があります。その前提を知っておかないとSEO対策に失敗します。
前提:SEO対策できるキーワードは、基本的に1ぺージにつき1キーワード
まず一つのぺージでどんなキーワードでもSEO対策できるわけではありません。
検索エンジンGoogleが推奨しているのは「1ぺージにつき1キーワード」です。
なのでホームぺージのトップページを「理容室」「美容室」「メンズカット」「ヘッドスパ」の4つすべてでSEO対策は出来ないと考えましょう。
よくある間違いとして、ホームページのタイトルにキーワードを入れ込みすぎているケースがあります。
これはキーワードが多すぎるため、どのキーワードでも検索力が弱すぎることになり、ホームぺージは上位表示されません。
悪い例
練馬駅・桜台駅の理容室・バーバーならメンズカットヘッドスパが得意なWAO理容室
良い例
練馬駅の理容室 WAO理容室
ぺージタイトルにキーワードを複数入れることは避けるべきでしょう。
SEO対策 よくある勘違い
SEO対策に関して理容室・バーバーの経営者さんとお話していると、勘違いをされている場合が多いので、それについてまとめておきます。
①対策の結果はすぐに起こる
SEO対策をすると、ホームぺージの検索順位にすぐに影響すると考えている人が多いです。
しかしこれは間違いで、SEO対策を行ってからホームぺージの順位に影響が出てくるのは1か月経ってからくらいで、中には3か月くらいは様子をみないといけないこともあります。
SEO対策は即効性のあるものではないと覚えておきましょう。
②アクセス数が多いと上位表示される
ホームページのアクセス数が多いと検索上位表示される、だから毎日ホームぺージに何回もアクセスしているという方も結構います。
しかしこれは間違いで、ホームページのアクセス数の多さはSEO対策になりません。
なので毎日ホームページに何回もアクセスしても意味はありません。無駄な対策です。
このように、SEO対策に関しては間違った知識が広まっていて、それが訂正されていないことも多いです。
まずはこれから説明する「正しい知識に基づいた対策」を一つ一つ実施していきましょう。
理容室・バーバー 5つのSEO対策
ではこれから理容室・バーバーのホームぺージの5つのSEO対策を解説していきます。
実際にはSEO対策として意味のある対策はもっとたくさんあります。しかし理容室・バーバーの場合はたくさんある対策の中で「これを優先すべき」というものがあるのです。
その優先すべきものがこれから紹介する5つの対策です。
①対策キーワード毎にぺージを作る
「知っておいて欲しいSEO対策の前提」の項目で説明しましたが、ホームページのSEO対策は基本的に1ぺージにつき1キーワードです。
これはホームぺージで対策できるキーワードが1つしかない、ということではありません。
対策したいキーワード毎にぺージを作れば良いのです。
たとえばトップページで「理容室」「メンズカット」「ヘッドスパ」「レディースシェービング」の4つのキーワードで対策をするのではなく、「トップページでは理容室というキーワード」「メンズカット・ヘッドスパなどのキーワードは別ぺージ」という風にしていくのです。
「理容室」 → トップページ
「メンズカット」→ メンズカットのぺージ
「ヘッドスパ」 → ヘッドスパのぺージ
「レディースシェービング」 → レディースシェービングのぺージ
このように別ページを作ることで、それぞれのキーワードでそのぺージが上位に表示されるようになっていきます。
理容室やバーバーのホームぺージにページ数が少ないことのデメリットはここにあります。
ぺージ数が少ないがゆえに、様々なキーワードで検索上位に表示させることが出来ていないのです。
上位表示を狙いたいキーワードが複数あるなら、必ずそれぞれのぺージを作りましょう。
②ぺージタイトルと内容を一致させる
各ページのタイトルと内容は一致させるようにしてください。
当たり前と思うかもしれませんが、これが出来ていないぺージが結構あります。
例えばメンズカットのぺージを作成するなら、そのぺージタイトルは「メンズカット」や「当店のメンズカットについて」のように設定し、ぺージにはメンズカットに関する情報を掲載します。カラーでもパーマでもなく、カットの情報です。
検索エンジンはタイトルとページの内容の一致度をチェックしています。
一致度が少ないと検索上位に表示されることはありません。
例えメンズカットについて情報を掲載していたとしても、それ以上に余計な情報を載せてしまうとSEO対策としてはマイナスになってしまうのです。
ホームぺージにぺージを追加する場合は、ぺータイトルと内容の一致を意識しておきましょう。
③ページごとの情報量を充実させる
ホームページの各ページは、テキストがなるべく多くなるように情報量を充実させましょう。
テキスト量が多いホームページの方がSEO対策が強化されやすくなります。
よくあるNGパターンとして、「メニュー名と料金と説明1文程度」というものがあります。
例えばメンズカットのぺージ内容として、次のような文章だけのホームぺージがあります。
NG例
スタンダートコース 約60分 カット・シャンプー・ブロー・シェービング
これだけだと、別にメンズカットとしてぺージを独立させる意味はありません。メニューページに書けばよいわけですから。
そうではなく、メンズカットのぺージならお客様に役立つであろうメンズカットについての情報を掲載するのです。
OK例の構成
お客様がメンズカットで悩まれていることの例を紹介
自店のメンズカットの特徴
なぜ自店のメンズカットが選ばれているか
お客様のメンズカットに関する感想
こういったお客様が知りたい情報・役に立つ情報をテキストで掲載していけば、そのぺージの検索力がグンと高まります。
画像ばかりのぺージはNG
理容室やバーバーのホームぺージはテキストで説明することを嫌がっているように見えるほど、テキスト量が少なく仕上がる傾向にあります。
その代表例が「全部画像で説明している」というものです。
画像は上手く利用すればインパクトを出すことが出来ますし、お店のイメージを伝えることが出来ます。
しかし画像はホームページのSEO対策には一切影響しません。重要なのは「テキストで説明されている内容」です。
画像だけで作ったページの方がオシャレに見えやすいものの、それだとホームページの検索力が弱く、結局のところお客様にぺージを見てもらえません。
ぺージ作成の時は画像ばかりにするのではなく、テキストを用いて情報を発信しましょう。
④情報を定期的に更新・発信する
ホームぺージは出来上がったら完成ではありません。必ず定期的な更新・情報発信を行いましょう。
Googleは自分たちが考える「ユーザーに良い情報を提供しているホームぺージ」というものを、検索上位に表示させようとしています。
ではどんなぺージがユーザーに良い情報を提供しているかというと、「新しい情報と更新・発信し続ける」ているぺージです。
なのでホームぺージが出来上がったとしても、そのままで検索力が上がるわけではありません。出来上がったホームぺージを運用して、定期的に更新・発信をしなければいけないのです。
理容室やバーバーは、せっかくホームぺージを作ったのにこれを怠ってしまっているケースが多いです。
日々の業務で忙しいかもしれませんが、ホームぺージの更新・発信を忘れないでください。
高品質なコンテンツにするために更新・発信を行おう
注意していただきたいのは、ホームページの更新・発信はその質が問われるということです。
例えば文章の言い回しを少し変えただけの更新や、情報が薄く役に立たないページの追加などは、SEO対策にはならないということです。
Googleが情報の更新・発信を重視しているのは、それがユーザーの役に立つ質の良いコンテンツを提供することにつながっていると考えるからです。
せっかく更新・発信をしても、それがユーザーの役に立たなければホームページのSEO対策にはつながらないのです。
見るお客様に役立つ更新・役立つ情報発信をすること。これを注意しておきましょう。
⑤WEB上のNAP情報を統一する
インターネット上にあなたのお店の情報がたくさんあると思います。そのNAP情報を統一しましょう。
NAP情報というのは「Name(会社名・店舗名)」「Address(住所)」「Phone(電話番号)」のことで、これの表記がネット上のサイトごとに異なると、ホームページの検索力に悪影響となります。
例えばあなたのお店がホームぺージ以外にも、Googleビジネスプロフィールやホットペッパー・エキテンなどにぺージを持っていたとしましょう。
それらのぺージでお店の表記が違っていたり、住所が違っていたりしてはいけないのです。
NG例:店名
HP上 → WAO理容室
エキテン → WAO理容室 練馬店
ホットペッパー → ヘアサロン理容室WAO
GoogleBP上 →理容室WAO
これ以外にも、住所表記で数字の大文字小文字がページごとに違ったり、マンション名が入っていたりいなかったりしても良くありません。
電話番号でもホームぺージにフリーダイアルが掲載されているのに、他のサイトは別の番号になっているといけません。
インターネットマーケティングが当たり前になり、様々なサイトに店舗情報を載せることが必須になっている現代ならではの対策です。見逃しやすいので必ずチェックしておきましょう。
ちなみにこれはホームぺージのSEO対策だけでなく、GoogleビジネスプロフィールページのMEO対策にもなります。
まとめ
理容室・バーバーが優先して行うべき5つのSEO対策について解説を行いました。
検索順位の問題でホームぺージから集客出来ていないと考えられる場合、この5つの対策を施せば間違いなく集客できるホームぺージに改善させるでしょう。
ホームページを少し修正すれば検索順位が改善する場合もあれば、ホームぺージ全体をリニューアルした方が個別のSEO対策よりも速いという場合もあります。
自店のSEO対策に不安がある方は、お気軽に店舗集客集団WAOにご相談ください。あなたのホームぺージを検索1ページ目に表示させるサポートを行います。