理容室・バーバーのホームぺージに必要な5つのコンテンツ
ホームぺージはお店から様々な情報発信をするための方法です。そのため「どんな情報を発信するか」でホームぺージで集客できるかどうかが決まります。
理容室やバーバーでもホームぺージを作っても集客が上手くいかない場合は、この「どんな情報を発信するか」つまり「コンテンツ」に問題がある可能性が高いです。
コンテンツ次第でホームぺージから集客できるようになります。
ではどのようなコンテンツをホームぺージで発信することが理容室・バーバーの集客につながるのでしょうか?
この記事では理容室・バーバーのホームぺージに必要な5つのコンテンツと題して、集客できるホームぺージに作るべき内容を詳しく解説していきます。
記事をお読みいただけば、具体的にホームぺージをどのように修正してどのような内容を付け加えるべきなのかがわかるでしょう。
目次
集客できるホームぺージの前提
ホームぺージに必要な5つのコンテンツがどんなものかを理解するためには、集客できるホームぺージの前提について知っておくと良いでしょう。
前回は「理容室・バーバーがホームページ制作で集客に失敗しないための5つのポイント」として、ホームぺージ集客の戦略的な部分を解説しました。
この記事の要点は「理容室やバーバーはホームぺージでは言葉を尽くしてお客様に情報を伝えるべき」ということでした。
これから紹介する必要な5つのコンテンツも、基本的には言葉を尽くして説明をしなければいけないということを覚えておきましょう。
この5つのコンテンツが説明不足になってしまうなら、本来であれば120%の集客力になるところを、その半分以下の力になってしまいかねません。
ホームぺージに必要な5つのコンテンツ
ではこれから理容室・バーバーのホームページが集客するために必要な5つのコンテンツについて詳しく解説を行います。
①お店の特徴・強み
理容室・バーバーとしての特徴・強みをしっかりと掲載しましょう。
ホームぺージを見ている人は、「より良いサービスはどこで受けられるか」「自分に合っているのか」などの疑問を持っています。
そのためにあなたのホームぺージだけでなく、他店のホームぺージも見て比較をしています。
それなのにあなたのお店にホームぺージで特徴や強みが説明されていなかったら、比較しようがありませんから、あなたのお店が選ばれる確率が下がります。
残念ながら特徴・強みを説明していないホームぺージが理容室・バーバー業界には非常に多いです。
必ずホームぺージに掲載しましょう。
特徴・強みの魅せ方
理容室・バーバーとしてホームぺージ上で特徴・強みを掲載するときは、「当店の3つの特徴」のように数字を入れて魅せていくとわかりやすくなります。
数字は3とか5とか、偶数よりも奇数の方が伝わりやすいことがマーケティングと心理の調査からわかっています。
自己啓発書として有名なスティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』も奇数です。
「マジカルナンバー3」という言葉もあるぐらい、要点は3つに絞るべきだと言われています。
あなたのお店をお客様に深く理解してもらうために、特徴・強みを奇数で提示してみましょう。
②施術メニューの解説
理容室やバーバーには様々な施術メニューがありますから、それらを1つ1つホームぺージ上で解説しましょう。
お店側が当たり前のように施術メニューと料金をホームページに掲載していますが、そのメニューの内容を知らないと受けたいと思うようになりません。
例えば炭酸のヘッドスパ。知っている人は知っているかもしれませんが、知らない人は「ヘッドスパ=リラクゼーション=ぜいたく品」ぐらいの認識です。
そうではなく、「炭酸ヘッドスパはお客様のどんな悩みを解消することができるのか」「なぜ解消できるのか」「その施術を受けた先にはどんな未来が待っているか」などを説明することで初めて、そのお客様は炭酸ヘッドスパの有用性を理解でき、受けるかどうかを考えるようになります。
またカット・パーマ・カラーなど理容室・バーバーの基本メニューに関しても、「他店の施術と何が違うのか」ということをしっかり説明すると、あなたのお店が選ばれやすくなります。
施術メニューは1つ1つ詳しくコンテンツとして説明をしていきましょう。
1メニューに1ページ
施術メニューをホームぺージで説明するなら、1メニューにつき1ぺージ作るぐらいのコンテンツ量にすることをおススメします。
1ページ分作ることで言葉を尽くしてそのメニューをお客様に伝えられますし、ぺージを増やしていくことがホームページのSEO対策にもなります。
「1メニューに1ページ」を継続するとホームぺージのコンテンツ力とSEO力が高まるので一石二鳥の対策だと言えます。
③スタッフの紹介
理容室・バーバーはホームぺージでスタッフの紹介をするのであれば、人柄が伝わるような紹介文を掲載しましょう。
お客様があなたのお店に通ってくれるかどうかは、担当したスタッフとの相性という部分に大きく影響します。
ホームぺージで各スタッフを詳しく紹介していれば、新規のお客様が「この人は自分に合うかもしれない」と指名して予約をするようになります。
そしてお客様の直感というのは結構当たるもので、そのままそのスタッフについていくようになります。
スタッフ紹介文の例
各スタッフさんについてどんなことを紹介すれば良いかわからない場合は、次のことを意識してみましょう。
・スタイリストとしての想い
・得意なスタイル
・趣味
・なぜスタイリストになったのか etc
この4つについて、一言で説明するのではなく、言葉を増やして説明することを心掛けるだけで読む人の印象が変わります。
また趣味については魅せ方によっては集客に強く影響します。
例えば音楽が好きなスタッフさんの場合「人生で10枚アルバム選ぶなら」のような音楽紹介をすると、それを読んだお客様の1人が「このセレクション、自分に近い!」と思ってもらえて、リピートしてもらえる可能性が高くなります。
映画や本などでも有効な手法です。
④各スタイルの解説
あなたのお店で仕上げたスタイルについて解説をするぺージを作りましょう。
どんな髪質で、どんな顔の形で、どれくらいの年齢の人に向けたスタイルなのかがホームぺージで解説されていると、お客様が「これは自分に合うかも」と思ってもらえる可能性が高くなり、実際の来店につながりやすくなります。
理想を言えば、そのスタイルになるまでのビフォーアフターを画像を説明しつつ、かつそのスタイルになったお客様の元々の要望なども記載すると、ホームぺージを見るお客様にとっては自分ごとのように思えるようになっていくでしょう。
各年代別×髪質×顔の形の数だけ解説を行うと、幅広いお客様に訴求するホームぺージに仕上がります。
一気に作り上げることは難しいでしょうが、ホームぺージを育てていくような感覚で、少しずつホームぺージにコンテンツとして追加していきましょう。
⑤お客様の感想
ホームぺージにお客様からの感想を掲載することはホームページの集客力に直結します。
これはホームぺージのマーケティングの基本で、多くの業種のホームぺージで利用されている手法です。
しかし理容室やバーバーの場合、これをコンテンツとして掲載するホームぺージがほとんどありません。
なのでお客様に感想を書いてもらい、それをドンドンと載せていくだけで差別化になり、集客力をアップさせることが出来ます。
また同時にお客様の感想をテキストとしてホームぺージに載せることは、SEO対策としても非常に優秀で、「地域名 理容室」などのビッグキーワードでの上位表示つながります。
「お客様の写真」+「お客様の体験談」を写真とテキストとして紹介するとベストな状態で訴求力が増すでしょう。
それまでまったくホームぺージで集客出来なかったホームページに、お客様の感想を5つ載せただけで月に5人の新規集客につながった例もあります。
差別化しやすいだけに、ぜひチャレンジしてみて欲しいコンテンツです。
自分にとって当たり前なことを言語化しよう
お店の特徴や提供する施術メニューの説明に関して、「特にわざわざ説明することやってないよ」と思うお店もあるでしょう。
しかしそれはあくまでプロであるあなたの視点でそう思うだけで、素人であるお客様にとっては知りたいことであると考えると良いと思います。
理容室・バーバーでよくあるのが、「お客様のシャンプーの知識の格差」です。
お店側は髪を痛めない正しいシャンプーを毎日当然のように行っています。なのでお客様は正しいシャンプーの方法を知っていて、家でもやっているものだと思ってしまいます。
しかし実際に正しいシャンプーを家で実践しているお客様は多くありません。
このようにお店側とお客様には、髪や頭皮に関する知識・技術に格差があります。お店側が当たり前に思っていることでも、お客様にとっては当たり前でないことばかりなのです。
理容室・バーバー側に当たり前だと思っていることを、積極的に言語化して、それをホームぺージで情報発信していきましょう。
そうすればホームページのコンテンツ力が強くなり、集客力も高まっていきます。
まとめ
理容室・バーバーのホームぺージに必要な5つのコンテンツについて解説をしてきました。
ホームぺージで集客出来ていない理容室・バーバーは、まずはこの5つのコンテンツをホームページに追加してみましょう。そうすれば必ず集客できるようなります。
これからホームぺージを作ろうと考えている理容室・バーバーは、この5つを必ずコンテンツとして作りましょう。
ご紹介した5つのコンテンツは集客力を上げることはもちろんですが、ホームページの集客力を衰えさせない力も持っています。
他店のホームぺージとの差別化もしやすいでしょうから、一度作りこめば5年は集客力を継続できるホームページになるでしょう。