理容室・バーバーの集客を堅固なものにする「ブランディング」作成とは
理容室・バーバーの集客を安定させるにはお店のファン作りが重要。
そしてお店に対してのファンを作るには「ツール」や「ブランディング」などが重要で、どんなツールがあるかまでお話しました。
今回はもう一つの「ブランディング」についてお話します。
理容室・バーバーにとってのブランディングとは、具体的にどのようなものを指し、どんなアクションをする必要があるのでしょうか?
あなたのお店のブランディング策定の参考にしていただければと思います。
目次
そもそもブランディングとは?
ではそもそも、「ブランディング」というのは、どういう意味なのでしょうか?ブランディングを知るために、まずは「ブランド」を知らないといけません。
お客様があなたのお店やサービスに対して持つイメージ、または価値のこと
だからブランディングというのは
お客様にあなたのお店やサービスについて共通のイメージを認識させること
そしてお客様からお店の提供する価値に共感や信頼などをしてもらい、関係性を構築していくこと。
マーケティング用語のブランディングとは、一般的にはこのような意味です。
これを理容室やバーバーに落とし込むと、具体的には2つの方向に分かれます。
理容室・バーバーのブランディング① デザインの共通性
理容室・バーバーにとってのブランディングの1つとして、あらゆるもので統一のデザインにするということです。
例えばホームページとチラシで、色合いや構成・メッセージなどを統一します。
ホームページが黒と白をベースに作成しているのに、チラシはオレンジで作成したときに、チラシ→ホームページと見た人は、「このホームページ、本当にこのチラシのお店なの?」と思ってしまい、お店に対する不安感を抱かれてしまいます。
また共通するデザインを持つことは、似たようなデザインを見ることであなたのお店を思い出していただけます。
宣伝ツールの配色・画像の使い方や配置・ロゴ ect 街にある何かからあなたのお店を想起させることが出来れば、それ自体で「お客様との接触回数」を増やせることになります。
理容室・バーバーのブランディング② コンセプト・メッセージ
もう一つのブランディングは、「コンセプト」や「お客様へのメッセージ」です。
マーケティングを学ばれた人は、コンセプトなどを考えようと言われたことがあると思います。それはブランディングのためです。
ただ、「コンセプトってどういうこと?」と思われる方もいるでしょう。少々わかりにくい言葉です。
このコンセプトを簡単に説明するなら、「お店がお客様のどんな悩みをどんな風に解消できるかを、わかりやすく凝縮した言葉」です。
もっと簡単に言えば、「うちの店はこんなこと出来ますよ」を簡単に表現する言葉です。
理容室・バーバーのコンセプトとしては・・・
「誰に」「どんな悩みを」「どうするのか」を簡単にまとめたものがコンセプトです。
一言でお店のことを説明できる言葉があるということは、お客様もあなたもお店を理解しやすいということです。
お客様があなたのお店を誰かに話すときにも、簡単に説明することが出来ます。
言葉にできる=理解が深まるということなので、コンセプトがあることはお客様からの信頼や共感を得ることにつながります。
理容室・バーバーのブランディングまとめ
デザイン×コンセプト=最強のブランディングであり、お客様からの信頼・共感につながる。
ホームページ・チラシ・会員カード・紹介カード・お店のレイアウト etcのデザインを1つのデザインに基づいて作り、そしてそれらにお店のコンセプトを必ず載せる。
これが最強のブランディングだと言えるでしょう。
ブランディングが確立していると、宣伝集客もスムーズになります。
なぜなら「誰に」「何を」伝えるかが明確だからです。あとはその内容をどうレイアウトするかです。
前回紹介した「ツール」と今回紹介したブランディングを組み合わせて、情報発信をしていきましょう。
それがスタッフ個人ではなくお店に対してのファンを作る秘訣です。