1000円カットを利用する人を、理容室・バーバーに通わせることが出来るのか?

集客一般

1990年代の後半から広がり、今はあらゆる場所にお店がある1,000円カット店。

この形態のお店の登場により、街の理容室・バーバーからお客さんが減ってしまったというのは知っているかと思います。

安い・速い・どこにでもある。だから忙しいビジネスマンなどの利用が主かと思われるかもしれませんが、実はそんなことはなく、全年代まんべんなく利用していることがわかっています。

【なんで?】モテる人ほど1000円カットを利用する事実が判明
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これは2016年に「しらべぇ」というサイトで1,300名を超える人へアンケートを取って、それをまとめた記事です。

なんと、男性の30%が1,000円カットを利用しています。

はたしてこの1,000円カットを利用している層を、またあなたのお店に戻すことは可能なのでしょうか?

データを少し覗いてみると・・・

ちょっと本題を進める前に、このデータを少し詳しく見てみましょう。

●年代別割合

20代男性 26.5%
30代男性 27.2%
40代男性 27.7%
50代男性 34.6%
60代男性 34.1%

50代以上の人の方が利用率は高いですね。

●年収別

~300万 21.7%
300~500万 19.1%
500~700万 22.6%
700~1000万 35.5%
1000万~ 34.1%

驚くデータですが、年収が高い人ほど利用している傾向があるのです。

基本施術に重きを置くなら、取り戻すことは難しい


さて1,000円カットを利用している層を戻せるかどうかですが、基本施術つまりカット・カラーなどの施術に重きをおくのであれば、お客さんが戻ってくる可能性が非常に低いでしょう。

なぜなら1,000円カットに通う人は、デザイン性のあるカットやカラーを望んでいるわけではないからです。

1,000円カットのメリットは、すでにお話した通り、「安い・速い・どこにでもある」の3つです。

普通の理容室やバーバーでは、だいたい1時間枠で、予約優先。1,000円カットに望むものと反対ですよね。

だから普通に営業するなら、1,000円カットから自店へ戻ってもらうことは難しいです。

なんらかのキッカケが必要

1,000円カットを利用している人にとって、1,000円カットであることには大きなメリットがあります。

だから、1,000円カットを利用している層をあなたのお店に戻すには、なんらかのキッカケが必要になります。

キッカケ①周りからのススメ

周囲の人、家族やパートナーから「イメージ変えてみない?」「もっとこんな髪型の方が似合うよ」などのススメがあった場合、1,000円カットからお店を変える可能性があります。

キッカケ②基本施術以外の悩みを自覚している

カットなど基本施術で解決できる悩み以外の悩み、例えば「育毛」「ニオイ」などの悩みを自覚していて、かつあなたのお店でその悩みを解消できる施術を行なっているのであれば、1,000円カットからお店を変える可能性があります。

なぜならその悩みは、1,000円カットでは解決できないメニューだからです。

理容室・バーバーとして施策を行うなら


この2つのキッカケに対して、お店として行うことが出来るのは、②です。

基本施術以外の悩みをより自覚してもらう施策を行うのです。

最も効果的なのがチラシです。

チラシというのは人が無自覚な悩みを掘り起こすことに向いています。

例えば、髪やニオイに関して悩みがあってもその解決策があることを知らない人がいるとしましょう。

その人は、自分からインターネットなどで解決策を調べることはしません。解決できることを知らないからです。

しかしチラシだと、そうした自分で調べない人の元に情報を届けることが出来ます。

上記のような人の元に「髪とニオイ、当店で解決できます」というチラシが届けば、「解決方法あったのか!」「このホームページを見てみよう!」となります。

WEBやネット広告も整備しておいて損はないですが、それ以上にチラシというアナログな施策の方が、潜在的なお客さんには届く可能性が高いことは知っておいておきましょう。

まとめ

1,000円カットは実は年代・年収関係なく利用している

普通の施術だと、1,000円カットを利用している層をまたあなたのお店に戻すことは難しい

育毛やニオイなどの男性特有の悩みにフォーカスする場合、お客様を戻せる可能性がある

1,000円カットを利用している人を取り戻すのは、正直大変だと思います。

それだけ1,000円カットを利用する動機が強いからです。

ただ対抗できる強みがあなたのお店にあれば、可能性はあります。

その可能性を広げてみるかどうかは、あなたのお店の経営状況次第だと私は思います。

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