【コラム】自信があるサービスはもっと強く宣伝しても良い
「宣伝するのはカッコ悪い」「宣伝するとお客様に嫌われてしまうんじゃないか・・・」こんな風に考える理容室・バーバーの経営者さんはとても多いです。
宣伝=悪。こんな感覚が根強いんですね。
だから良いサービスを行なっているのに、そのサービスを利用してもらえていない。
ヘッドスパなんてその最たる例だと思います。
時間と費用をかけてセミナーで技術を習得し、スタッフに時間をかけて練習してもらったのに全然ペイ出来ていない。こんなサービスが多いのが実情です。
しかしそれはもったいないです。
お店が自信のあるサービスであるなら、もっともっと宣伝しても良いんじゃないか。私はそんな風に考えます。
目次
自信があるサービスは人助け
その内容に自信を持てないサービスを宣伝するのはもっての他ですが、その内容に自信を持てるサービスであれば、それは人助けになります。
ある悩みがある。でもその悩みを解消する方法がわからない。だからその悩みを放置してしまっている。こんな人にその悩みの解決を提案できるのであれば?こんなありがたいことないですよね。
お店側はサービスを提供する。お客様はサービスで悩みを解消できる。win-winじゃないですか!
毎日シャンプーしているのにどうしても枕のニオイが臭くなってしまうお父さんに対して、「ヘッドスパでニオイの悩みを解決できる」って提案するのは悪じゃないですよね?人助けですよね?
役に立つサービス・自信があるサービスは人助けなんだと思っても良いんじゃないでしょうか?
宣伝は売り込みではなく、提案
また皆さん宣伝というものを誤解しているかもしれません。
「宣伝するというは、お客様にサービスを売り込みことだ」と思っていませんか?「売り込む」と思ってしまうと、無理やり押し付けるイメージがつきまとってしまうのでネガティブに捉えてしまうかもしれません。
しかし宣伝は売り込みではありません。宣伝は「提案」です。
「こんな悩みをこれで解消できる。使ってみませんか?」という提案なんです。
理容室やバーバーは、お客様の髪や頭皮の悩みを解消する場所ですよね?
髪が伸びたからさっぱりしたい、似合うスタイルを見つけたい、髪の色を染めたい、抜け毛の悩身を解消したい etc
宣伝は自分のお店で出来る悩み解消サービスをお客様に提案する。
無理やりにサービスを受けてもらうのではなく、あくまで提案なのですから、宣伝に対してマイナスイメージを感じる必要は一切ないんです。
1回きりの宣伝で情報が浸透するわけがない
「宣伝したのに、サービス受けてもらえないんだよなあ」という場合、その宣伝がお客様に届いていない可能性の方が高いと思います。
1回の宣伝でお客様に新しいサービスが浸透するなんてことはありません。
何度も何度も宣伝して、徐々に徐々にサービスを知るお客様が増えていく。これが現実です。
1回お客様に紹介した。だから2回は宣伝しない。こんな感覚ではまったくお客様に覚えてもらえていないと思います。
あなたがあるお店に行き。帰り際に新商品を紹介されたとします。
その商品の紹介、真剣に聞きますか?次来るときその商品のことを覚えていますか?
お店出た瞬間に忘れてしまうのではないでしょうか?
だから何度も何度も宣伝で提案する意味が出てくるんです。
自信のあるサービスで、お客様に喜んでもらいませんか?
今回の記事で何が言いたかったかというと、
「自信のあるサービスなら、もっと宣伝して、もっと多くのお客様に受けてもらいませんか?それは自店のためだけでなく、お客様のためでもあるんですよ」
ということです。
特にヘッドスパを導入しているのに、受けてくれる人がそんなに多くない理容室・バーバーの現状を良く耳にするので、こんなことを伝えたいなと思いました。
私個人は理容室でヘッドスパを受けるようになって、本当に良かったと感じています。
同年代の男性と比べて髪の毛は元気になりましたし、男性のイヤなニオイも軽減しました。
ちょっと自信が持てるようになりました。
良いサービスは人を救う。そのために宣伝が必要なんです。