【コラム】理容室・バーバーはレディースシェービングを増やすべきか?
理容室やバーバー「だからできること」の1つにシェービングがありますよね。
お店によってはレディースシェービングが出来ることを謳っていることも。
女性用のシェービングが少しずつ普及していきているようで、大きな都市では女性用のシェービングサロンなどもポツポツ出てきています。
うなじ・襟足のシェービング、ブライダルシェービング etc
理容室・バーバーも売上アップのためにレディースシェービングを謳っているのだと思いますが、果たして理容室・バーバーはレディースシェービングを押し出すべきなのでしょうか?
今回はコラムとしてそんなことをお話していこうと思います。
目次
バックエンドサービスはありますか?
レディースシェービングは女性のためのサービスで、男性は利用しません。男性はうなじや襟足・背中のうぶ毛などを剃りたいと思う人はほとんどいませんから。
男性で顔剃り希望の方の場合は、男性用のシェービングを使えば良いわけです。
もしかしたらスネの毛を剃りたい人はいるかもしれませんが、
レディースシェービングは女性しか受けないものなわけですが、そのサービス以外に女性が受けられるサービスはありますでしょうか?
おそらくほとんどないんじゃないでしょうか。多くの理容室・バーバーではレディースシェービングだけを提供していて、他に女性向けメニューがない。
だからシェービングをしたらオシマイ。その先に受けて欲しいバックエンドサービスはなし。
単発のレディースシェービングのための女性のお客様が増えて、あなたのお店は得しますか?
得しないのではないでしょうか?
無理して導入する必要はない
結論をお話すると、レディースシェービングが流行っていても、理容室やバーバーは無理に導入する必要がないと思います。
導入するメリットがあるお店なら、ぜひ導入しましょう。
「流行っている」「なんとなく」、こんな理由で導入しているのであれば、やめてしまった方がシンプルに「男性のためのお店」を強調できます。
向いていないお店が、レディースシェービングのためにわざわざ広告費をかけて女性のお客様を集めても、単発で終わってしまうことが多いです。
レディースシェービングに振り回されず、自分のお店の強みをしっかり押し出していく方が、売上的にも集客的にも上手くいくと思いますよ。