理容室・バーバーは「競合」を決めると宣伝の集客効果が上がる
あなたのお店は「競合」がどこか決めていますか?ライバルがどんなお店か決めていますか?
いわゆる「床屋」が競合になるでしょうか?メンズサロン的な理容室が競合になるのでしょうか?それとも美容室が競合になるのでしょうか?
なぜ競合の話をするかというと、競合を決めることで宣伝の集客効果を上げることが出来るからです。
ここでいう宣伝というのは、ホームページ・チラシのことです。競合を決めるとホームページとチラシの集客効果アップにつながります。
なぜ理容室・バーバーは競合を決めることで集客効果アップにつながるのか?それを詳しくお話いたします。
目次
集客・マーケティングの鉄則
まず集客・マーケティングの鉄則についてお話します。
もしあなたが30代前半で仕事をバリバリしている男性だとしましょう。
そんなあなたが理容室・バーバーを探しているとして、次の2つしかなかったらどちらを選びますか?
「子供からおじいちゃんまで気軽に来れる理容室」
「20代から40代の男をカッコよく磨き上げるバーバー」
この2つだったら後者の方が魅力に感じますよね?
前者は誰でも来て欲しい、後者はターゲットを絞っている。
ターゲットを絞った宣伝にするだけで、そのターゲットに対しての訴求力がグンと上がるのです。
集客力が100あるとして、前者はその100の集客力を薄く広く使うイメージ。結果どの層にも訴求しない。
後者は100の集客力を20代から40代に集中する。結果その層の心には深く届く。
これが集客・マーケティングの鉄則である「ターゲットは絞る」のメリットです。
競合を決めることは、ターゲットを絞ること
理容室・バーバーが競合を決めるということは、ターゲットを絞ることにつながります。
例えばメンズサロンを競合にするのであれば、あなたのお店の主要なお客さんは20代から40代の男性で、髪や頭皮の健康・シェービングなどひげそりまで、トータルでケアして欲しい人がターゲットになります。
例えば美容室が競合になるなら、あなたのお店のターゲットは理想のヘアスタイルにすることが一番重要だと考えている比較的若めの男性がコアターゲットになります。
そしてそのターゲットに合った宣伝を行なっていけば、集客力アップになります。
ターゲットを決めると宣伝の中身が決まる
競合を設定するとターゲットが決まる。そしてターゲットが決まると、自然と宣伝の内容も決まってきます。
そしてそれは宣伝の中身(コンテンツ)とSEO対策に関わってきます。
宣伝の中身(コンテンツ)について
例えばホームページを作る際、メンズサロンが競合で「20代から40代の男性」をターゲットにするなら、ホームページではカットやカラーなどがその年齢層の男性になぜ良いのか説明しつつ、育毛や頭皮の健康メニューなども載せることが重要です。
このようなターゲット向けに、「ファミリーサロン」的な作りにしてしますと、ターゲットに対する訴求力はグンと下がってしまいます。
これはホームページだけでなく、チラシでも同様です。限られたチラシの紙面でターゲットに合った内容に仕上げることが重要です
狙うキーワードについて
またホームページの場合、競合・ターゲットに合わせたSEO対策も必要になります。上位を狙う検索キーワードが違ってきます。
例えばメンズサロンが競合の場合、ホームページで検索上位を狙うキーワードは「地域名 理容室」「育毛 ヘッドスパ」などになるでしょう。
美容室が競合になる場合、理容室ではありますが「メンズ 美容室」「地域名 メンズカット」また「メンズ カット ミディアム」「ヘア カット メンズ ショート」などヘアスタイルの種類もいれたキーワードになります。
なんでもかんでも全部のキーワードで検索の上位を狙えるわけではありません。
理容室・バーバーでも集客につながるキーワード厳選してSEO対策することが重要です。
まとめ
ターゲットが決まると宣伝の内容も決まる
宣伝の訴求力が高まり、集客力がアップする
これが理容室・バーバーは「競合」を決めると宣伝の集客効果が上がる理由です。
ちなみに競合を決めてターゲットを絞ることは、新規集客面での効果アップだけでなく、リピート率のアップにもつながります。
それは提供するサービスとターゲット層がマッチするからです。
競合をしっかり決めて経営をすることは、メリットしかありません。
宣伝集客ではついつい欲張ってしまい「とにかく誰でも来て欲しい」となってしまいそうですが、それは理容室・バーバーにとっては逆効果。
勇気を出して、競合を決めて、ターゲットを絞りましょう。それが宣伝集客で成功する秘訣です。